第20回記念 成増阿波踊り大会(2)
           リポート:やま@管理人

地元で開催されていながら、初めて見に行く阿波踊り。それも今回は第20回大会! そうなんだ、もう20年も経ってるんだと思う。今年は高円寺の阿波踊りの連が初参加する事も有り、見逃せないと感じた。BBNというサイトをしてなければ興味も感じられずにいたかもしれない。でも、BBNという事に関わってから、地元への意識が強く感じ始められたに違いない。
取材の仕事を早めに片付け、スキップ村をブラブラしながら北口商店街に向かう。途中のダイエーの前にはかき氷やその他の食べ物の屋台の準備が始まり、通りにもお囃子の曲が流れている。なのに、何故か祭りが始まるという賑わいが感じられない。普段と変わらない雰囲気、人によっては阿波踊りが有る事を忘れていて、始まるまで気が付かないかも知れない。平日開催だからだろうか?
踏み切りを渡り北口商店街に向かう坂を下ると、周りには参加者らしき着物姿の人や、太鼓を担いだ人達がスタート地点に向かって歩いて行く。軒先きに椅子やテーブルを出す店や、出店のように物を売る店も有り、疎らだが人も集まり始めていると活気づいた雰囲気が次第に高まっていく気がした。

白子川近くのスタート地点で開始を待つ。各々の連の人達が集まり、見物人の数も増え、観客の期待がだんだんに高まるのが判る気がした。始まる前の一瞬の静寂…、 お囃子手が路上に現れると鉦(かね)の音に太鼓が合わせ、二拍子のリズムが辺りに響いた。子供達の連が動き出す、小さな身体で一生懸命に手と足を動かしている。そして、大人達の連が続く。最初は地元の人達の阿波踊り、何処かで見た顔も、そうでない顔も、老いも若きも女も男も、それぞれに表現する“阿波踊り”。
でも、多くの人が恥ずかしそうで有り、はにかんだ顔も有る。何となくアットホームな雰囲気が嬉しく感じられた。そんな中にも本当に上手な人もいる。女性の甲高い掛け声がかかり、それにも増して男性の力強い掛け声が響く。鉦や太鼓のリズムがアップテンポになり、人も激しく踊る。やがて高円寺の連が登場。そのノリとテンポの良さに驚く。男の踊り手は激しく力強く、女の踊り手は気品に溢れ、踊り手の皆が滑らかに各々が思い通りの踊りを魅せる、単純な2拍子の中で自由に表現をする“阿波踊り”の醍醐味に圧倒されてしまった。伝統の有る踊りの素晴らしさ、祭りというパワーの物凄さ、来年もこんな中で過ごしたいと思う。

全ての商店街での踊りは終わり、やがて会場は西友の上に有る“アクトイベントホール”広場へ。此処でも高円寺の連が最高に素晴らしかった。ショーとしての見せ場も心得た演出に驚きと興奮を覚えた。コンテスト審査が終わった後に、フィナーレとして高円寺参加連の踊りが始まる。これぞ祭り! 人々の熱気の中で大胆に、あるいはゆったりと、華麗に繊細に離れて散ってまた集まる。まるで万華鏡の世界の華やかさだった。人の頭の隙間越しに伸び上がって見ながら、自分もリズムと共にその中に引きずり込まれてゆく。横目で通り過ぎてゆく通行人は踊らぬ阿呆なのか、見ている自分も阿呆だし、それなら踊った阿呆になるのが一番に思えた。そう思わせる祭りの魅力が四方八方に放射されている。これも観客の輪の中でないと味わえない幸福感なのかもしれない。そして、成増のヤングマスター連と高円寺の連との共演、全てを解放するように舞い踊る。年上の人も負けじと踊りの輪に加わる。情景も次々と変わり、見物人も拍手し歓声を上げる、一体となって楽しむ時間の共有。この感激は正しく《踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々》の一言に尽きると感じた。

気が付いたら、あっ!という間に、熱い一時が終わっていた。真夏の夜の夢に思える。参加連の皆様、本当にお疲れ様でした。これからもっと成増の阿波踊りも認知度を上げないとダメだなと実感しました。話を聞くと“連”は誰でも作れ、阿波踊り大会の前に板橋区に申請すれば参加できるそうな。2拍子の阿波踊りの基本さえ憶えれば、踊りも自由に作れる阿波踊り。年に一度でも自分を解放できる祭りじゃないでしょうか。気の会った仲間同士(職場でも飲み屋でもサークル)でも、皆で連を作って参加するのも楽しいですよ。踊る阿呆と見る阿呆、次ぎはどちらで楽しみましょうか?8/13yama

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